桜石

邪悪な気から持ち主を守る石

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桜石

桜石 パワーストーン意味・効果

桜石画像

生き馬の目を抜くようなせわしない現代では、本当の自分を見失い、知らぬ間に周りに流されてしまうことも多いものです。すると、環境や人間関係から良くない気を受けやすく、感性が鈍り、間違った選択をしがちになってしまいます。桜石は、そのような邪悪な気から持ち主を守ると言われているパワーストーンです。

桜石は、感情に傾き理性を欠いてしまった心のバランスをとり、物事の本質をしっかりと見極める目を養ってくれる効果も期待できます。悩みや迷いがある人、正しい判断力を身に着けたい人、冷静さを取り戻したい人、大切なことに集中して取り組みたい人などに、桜石はおすすめです。

国の天然記念物に指定され、今ではなかなか手に入らなくなった桜石。幸運にも見つけることができたら、魔除けのお守りとして大切に持っておくと良いでしょう。

 

桜石 石物語・伝説・言いつたえ

京都府亀岡市で産出する桜石は、古くから魔除けや厄除けの石として大切にされてきました。
かつて稗田野の山に住んでいた鬼を、行者が桜石の力を使って追い払ったという伝説があります。

また菅原道真が大宰府に流されたとき、現地では桜の花が咲かない年がありました。
しかしそのころ京都亀岡では、桜が石のなかに咲いていたという言い伝えがあります。

かつては桜石をお守りとして参詣者に授けていた桜天満宮ですが、現在は桜石の採取が禁じられています。
見学をすることは可能なので、京都を訪れた際に亀岡に立ち寄ってみると良いかもしれません。

桜石のヒーリング効果

○気持ちを落ち着かせ集中力を高める
○迷いを払い、本当の自分を開花させる
○邪悪なものから守る
○前向きな気持ちを引き出す
○未来を見通す
○魂を輝かせる
○コミュニケーション能力を高める

桜石の色/カラー

淡紅色・菫色
酸化鉄からくるピンクがかった色を持っていますが、日光や水・塩などに当てると変色することがあります。

クラスターセージ太陽光月光浴水
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桜石の主要原産地

日本

鉱物学

泥質岩にマグマが貫入して熱変成作用を受け、雲母と緑泥石の混合物となったものが桜石です。桜の花びらの形の結晶は、3つの菫青石の結晶が平行に組み合わさりできた透入三連晶です。
これが風化して、もともとあった菫青石の結晶の六角柱形だけが残り、このような桜の形で残ったといわれています。
ほんのりした桜色は、酸化鉄が醸し出す色合いです。

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鉱物学データ

英名
Cherry Stone(Cerasite)
和名
桜石
組成
KAl2AlSi3O10(OH)2
ピンク色
結晶系
斜方晶系
硬度
4.5-5

フォールスネーム

なし

そっくりさん

なし

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