天然石・パワーストーンの意味辞典

デュモルチェライトは、弱った心を癒し、冷静な判断力を強くして、その人の自信を回復させる石と言われています。何事も諦めず信念を貫く心で、願望を達成させるサポートをしてくれます。
デュモルチェライトは、夢を叶えたい人たちにとって、大きな力になるとして人気を呼んでいます。

デュモルチェライトは、集中力や記憶力、深い思考や洞察力を身につけることができると言い伝えられています。
その洞察力は、真実を見抜く力を強くすると言われているため、人間関係におけるコミュニケーションの障害を取り除いたり、商談などのビジネスが円滑に進むなど、ビジネスマンなどに人気が高いとされています。

また、ストレスなどで弱っている心を回復させてくれるとも言われており、心の耐性が身に付き、強い心で願望達成へ導くことが期待できます。

願望を叶えるデュモルチェライトが、邪念を浄化してエネルギーやパワーを与えると言われているクリスタルの中に入っているものを、デュモルチェライトインクォーツと呼びます。
さらに強力なパワーを発揮するとして、その価値を大きく高めています。

デュモルチェライトは、フランス人で古生物学者のユージン・デュモルティエ氏の名前を取って付けられたと言われています。
その歴史も古く、1881年から命名されて以来、多くの人々に親しまれている石です。
デュモルチェライトの石の色は、濃紺でラピスラズリの色に非常に似通っており、透明のクリスタルの中で、まるで藍色の花が咲いているかのよう見える事から、瞬く間に人気となりました。

2000年に入ると、クリスタル（水晶）の中にデュモルチェライトが入った、珍しい鉱物がブラジルで発見されました。
それが、より多くの人々の興味を沸き立て、デュモルチェライトは有名になったとされています。
クオーツ（クリスタル）の中に入った、デュモルチェライトということで、デュモルチェライト・イン・クォーツと名付けられました。

デュモルチェライトインクォーツは、相場相当金額のデュモルチェライトと違い希少であるため、大変高価な値段になっています。
その神々しさは見る者を魅了し、一度手に取ってみる価値があるものとして人気を博しています。

希少であるだけではなく、その神々しさから、人々の心を魅了して止まないのでしょう。

○集中力や記憶力、深い思考や洞察力を身につけることができる。
○間違った判断力を避けて冷静な判断力を取り戻すことができる。
○ストレスなどで心が弱っているところを回復させてくれる。
○心の耐性を身につける。
○諦めない力で願望達成に導く。

主な色合い：藍色（青色）、紫色
条痕色：白色～青色～青紫色
稀にピンク色も採れることがあります。

クリスタルで浄化したり、チューナーで音を聞かせたりすると良いと言われています。
日光浴や月光浴などは、さらにパワーを増加させてくれるので、浄化方法としては最適です。
また、デュモルチェライトは水洗いはできませんが、デュモルチェライトインクォーツは水洗いができるので、ほこりなどがたまったら水洗いをしてみましょう。
お手入れの頻度は、月1回くらいを目安に行うと良いでしょう。

ブラジル、マダガスカル、アメリカ、カナダ

デュモルチェライトは、アルミニウムケイ酸塩鉱物になります。
石に含まれる鉄とチタンの割合により、石の青色の出方に変化があると言われています。
石自体が丈夫にできており、原石のままパワーストーンとして使われたりもしています。
また、石自体が丈夫なので加工もしやすいといった特徴があります。
デュモルチェライトは、世界各国で産出されてはいますが、主にアメリカのネバタ州で多く産出されています。
日本では、福島県や奈良県周辺の県でも産出されており、彫刻品や顔料、絵の具としても使われています。
デュモルチェライトの色は、主に青色系ですが、稀にピンク系のものが採れることもあります。

英名

Dumortierite

和名

デュモルチェライト

組成

AI7(BO3)(Sio4)3 O3

結晶系

針方晶系

へき開

なし

硬度

7-8.5

比重

3.2-3.4

なし

ソーダライト、ラピスラズリ