空間浄化について

空間浄化は、ブレスレットなどの浄化とは概念が変わってきます。
空間は、場所や建物などが該当しますが、なかなかベースとして完璧な状態のものはありません。
よって、空間浄化に適しているのは、プラス要素のエネルギーを加えてあげるという浄化方法になります。
その空間に足らないプラスエネルギーを与えてあげるというイメージです。

原石・丸玉で行う空間浄化

ネガティブなエネルギーを取り払い、プラスのエネルギーで満たしていく浄化。
パワーストーンでの浄化のイメージは上記のような感じですが、空間を浄化する時にはそういったイメージとは異なります。
空間とは場所や建物のことが該当しますが、なかなか完璧という空間は存在しません。
パワーストーンは石によって、五行(森羅万象のあらゆるものを、木火土金水の五種類に分類したもの)のエネルギー属性を持っています。
そのため、空間に足りない要素をパワーストーンによってプラスしていく、というのが空間浄化の方法とお考えください。
例えば水晶であれば水の気を持っていますので、水のエネルギーが必要な場所に水晶の原石や丸玉を配置するといった具合です。
それにより空間エネルギーが良い方向へと循環し始め、場のエネルギーを浄化していくことへと繋がります。

パワーストーンを用いた、空間の浄化方法について

(1)七星陣を作り上げて浄化する
空間にエネルギーフィールドを作るための方法として、七星陣というのがあります。
七星陣は、古来より陰陽と五行(木・火・土・金・水)を象徴し、絶大なパワーを引き出せる形として使われてきました。
実際に、中国紫禁城の皇帝玉座の上にも七星陣が配置されています。
七星陣は最も安定した生命エネルギーを発するといわれ、運気を向上させ幸運をもたらすという、招福の陣形として注目されています。

七星陣の作り方としては、二つの三角形が合わさって出来た六芒星のポイントにそれぞれ丸玉を配置し、さらに中心にもう一つ丸玉を設置します。
六芒星は、釣り合いが上手くとれるように相反するエネルギーを結ぶことから、エネルギーの繁栄と拡大を象徴し、エネルギーを調和し安定させるのに優れた形であると言えます。
六芒星を作り上げる丸玉については、それぞれの方向に適したパワーストーンを配置する、もしくは願いに応じたパワーストーンを置くのが一般的です。
ただし、中央の丸玉に関しては必ず水晶を置くようにしてください。

(2)水晶の丸玉や小さいクラスターを細かく配置して浄化する
水晶の丸玉や小さいクラスターを、気の乱れそうな場所に細かく配置していく浄化方法です。
このやり方は他の方法と是非併用して使ってください。
水を置いた方が良い場所や水周り(トイレ、キッチン、流し台等)といった水を良く使う場所に、水晶を置くのが特にオススメです。
その他にも、あまり日が当たらない暗い場所や、何となくここは気持ちが悪いという場所に置いておくと、マイナスエネルギーの影響を緩和してくれます。
水晶クラスターの場合はそこまで気にせずとも大丈夫ですが、丸玉を使う場合は時々流水での浄化をした後に、太陽光に当ててエネルギーをチャージしてあげてください。

(3)四神結界を利用して浄化する
四神とは世界の四方向(東西南北)を守護する四神獣のことです。
・青龍は東の方角を守護し、季節では春を司り、風水では「川」を象徴します。
良い方向へと導く力を持ち、財運や出世運などの富貴をもたらすとも言われています。

・朱雀は南の方角を守護し、季節では夏を司り、風水では湖や池、沼を意味する「湖沼」を象徴します。
災厄や困難を跳ね除け、平安と福を招くとも言われています。
・白虎は西の方角を守護し、季節では秋を司り、風水では広い道を意味する「大道」を象徴します。
金運を高める、人気運を上げる、商売繁盛のお守りとともに、家内安全を司るとも言われています。
・玄武は北の方角を守護し、季節では秋を司り、風水では守りを意味する「丘陵」を象徴します。
守護の力を持ち、災厄からの守護の他、繁栄と長寿をもたらすとも言われています。

このように、それぞれに意味がある四神獣ですが、全てが揃うことで「四神相応」となり、最強の結界と聖地を作り上げることができると言われています。

四神がモチーフとして刻まれた丸玉を、東には青龍、南には朱雀といったように、それぞれの方向に対応するように配置します。
それだけで非常に強力な結界、エネルギーフィールドが作れます。
この四神モチーフと言うものは、知識が無くても最も使いやすい強力なアイテムと言っても良いかもしれません。
もし、家の中でどこか一つの場所を強く強化したい場合には、やはり家族が最も集まる居間等にこの方法をやるべきです。
東西南北の四隅に上手く丸玉などを配置できない場合には、家族の目に付く場所にまとめて配置する(ただしこれも方向はきっちりと置く)といったやり方もあります。