ハイパーシーン

持ち主の意志を強め、信頼や羨望を得る石

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ハイパーシーン

ハイパーシーン パワーストーン意味・効果

ハイパーシーン画像

ハイパーシーンはエネルギーの活性作用が強い石で、強い意思と責任感を育てます。

この石の大きなエネルギー的特徴を一言で表すなら、迷うことなくリーダーシップと言えると思います。
他にもリーダーシップに有効な石はありますが、ハイパーシーンのそれは周囲への影響力というよりは、むしろ自分自身を律する、模範を示すというような、自分に厳しく他者に優しくという姿勢を示す事で、周囲からの信頼を得るというイメージのエネルギーです。

自分に厳しくする事は言葉では簡単かもしれませんが、とても難しいものです。
しかし、リーダーとして進んでいかなければならない人、もしくはそういう状況になった場合、その事を受け入れて成長しようとする姿勢や気持ちは長い目で見たときに自分自身の幸せに繋がります。

ハイパーシーンは、そんな思いを持ちより高くあろうとする人、心は苦しくても周囲に笑顔を見せなければならない人などを陰で支えるパワーストーンと言えるでしょう。

ハイパーシーン 石物語・伝説・言いつたえ

漆黒の闇の中に神秘的に浮かぶシラーが美しいハイパーシーン。
ハイパーシーンは基本的な造岩鉱物で、世界中で産出されます。コンドライト(石鉄隕石)と呼ばれる、太陽系が出来た頃の古い隕石からも見つかる程の普遍的な鉱物です。

ハイパーシーンの名前の由来は、ブロンザイトと比較して少し硬度が高いことから、ギリシア語で「超越(Huper)」、「強さ(Sthenos)」と名づけられました。この名前は俗称ですが、流通名としては一般的になっています。
名前からも想像できるように、ハイパーシーンはとても強いエネルギーを持つ石であり、今後注目されていく石の一つかもしれません。

ハイパーシーンのヒーリング効果

○リーダーシップ
○信頼
○エネルギーの強化
○心身のバランスをとる
○邪念や誘惑を祓う
○激しすぎる感情の起伏、ブレを落ち着かせる
○悪習慣を断つ
○責任意識を高める
○根気

ハイパーシーンの色/カラー

色彩は、黒色。シラー効果により、表面にピンク系や黄色系などの色味がでます。

ハイパーシーンの浄化・お手入れ

クラスター、セイジ、月光浴、水での浄化が適しています。

クラスターセージ太陽光月光浴水
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ハイパーシーンの主要原産地

アメリカ、カナダなどから産出します。

鉱物学

マグネシウムと鉄を珪酸を成分とするパイロクシーン(pyroxene 輝石)の一種で、現在は独立種ではなく、エンスタタイト(enstatite 頑火輝石)に分類され、ブロンザイト(Bronzite 古銅輝石)とほぼ同じ化学組成を持つ石です。

鉱石内部に含まれるマグネシウムの化学反応により含まれる鉄分が10%~30%でブロンザイト、30%以上になるとハイパーシーンとなります。50%を超え、マグネシウムより鉄の方が多くなると、フェロシライト(Ferrosilite 鉄珪輝石)と呼ばれます。

エンスタタイトは、高温炉の耐火材として利用されているほど高温に強い鉱物です。約1400℃に加熱しないと、溶け始めず、頑なに火に対抗します。語源は、ギリシャ語 (enstates 対抗する)です。

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鉱物学データ

英名
Hypersthene
和名
紫蘇輝石(しそきせき)
組成
(Mg,Fe)2Si2O6
黒色
結晶系
斜方晶系
硬度
5.5~6.5
比重
3.4~3.5

フォールスネーム

フォールスネームなし

そっくりさん

そっくりさんなし

この石を使った効果的な組み合わせ

悪い人間関係を絶つ

ガーデンクォーツ

ハイパーシーン

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